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2018/09/10【言語】TOPICS

【言語聴覚学科】音を見る

ことばは、「音」です。

ですから、目では見えません。

 

見えるようにするには、若干の機器が必要です。

 

まず、「ファンクショナルジェネレータ」で音を作ります。

 

では、作った音を「オシロスコープ」で見てみましょう。

黄色い、四角っぽい波が見えますね。これを波形と言います。

これが、「ファンクショナルジェネレータ」で作った音です。

 

次に「ファンクショナルジェネレータ」で作った音を、一旦、スピーカで出力し、マイクロホンを通して、さらに「オシロスコープ」に入力してみましょう。

緑色の波形が見えますね。

先ほどの「ファンクショナルジェネレータ」が作っている波形と比べ、とんがっていて、かなり違った印象です。

 

2つの波形を並べてみると、よく分かります。

なぜ、こういう違いが起こるのでしょう。

 

まず、周囲のノイズ(騒音)の影響が考えられます。

マイクロホンを通した場合、作った音だけでなく、機器の作動音や空調の音といった部屋にあるノイズの影響を受けてしまいます。

 

また、音を出力するために使ったスピーカやアンプの性能も影響しているはずです。もちろん、マイクロホンの性能も影響しています(マイクロホンにもアンプが入っている!)。

 

様々な条件が影響して、スピーカで出力した場合には、もとの波形とはかなり違った波形になってしまいます。

 

どちらかと言うと、周囲のノイズの影響が大きいかな?

 

実際、私たちの周りにはノイズ(雑音)がたくさんあります。そして、結構、大きいものです。

しかし、ざわついた環境でもあまり気になりません。

 

つまり、私たちは聞きたい人の声を強調して聞いているのです。

この現象を「カクテルパーティー効果」と呼びます。

おそらく、耳だけでなく、脳の働きも関係しているように思います。