歯科衛生学科

歯と口腔ケアを通し健康の大切さを
広める歯科衛生士をめざす。

歯科医療は「治療」から「予防」へと変化し、歯科衛生士は健康を支える重要な存在となっています。高齢化が進む中、口腔ケアの重要性が高まり、定期検診や予防歯科が求められる時代です。口腔の健康は心臓病や糖尿病、認知症など全身の病気にも深く関わっていることが科学的に証明されており、歯科衛生士の役割は広がり続けています。

取得可能な資格

歯科衛生士国家試験受験資格
専門士
全国手話検定

卒業後の進路

一般歯科医院
保健行政機関
大学・総合病院
介護・福祉施設
歯科関連企業

学びのポイント

プロ意識を持ち、即戦力となる歯科衛生士の育成
ステップアップできるカリキュラムによりプロとしての自覚を育む教育を大切にしています。専門的な知識や技術だけでなく、患者さんとの接し方やチーム医療の一員としての心構えまで徹底的に指導。卒業後に現場で活躍できる即戦力となる歯科衛生士を育成します。
多彩な臨床実習で実践力を磨く
岡山県内の多くの歯科医院での実習はもちろん、保健センターや高齢者施設など、幅広いフィールドで臨床経験を積みます。子どもから高齢者まで、多様な患者さんと関わることで、コミュニケーション力を伸ばします。現場で学ぶことで、将来の自分の働く姿を具体的にイメージできます。
チーム医療で総合的な医療知識を身につける
本学科では他学科と連携した学びを重視しています。現代医療では、歯科だけでなくチーム医療の一員として活躍する力が求められます。多職種連携教育を通して、総合的な医療の知識を身につけることができます。
幅広い視野で人々の健康を支える歯科衛生士
医療の高度化・多様化に伴い、歯科衛生士には幅広い視野で健康を支える能力が必要です。本学科ではさまざまな現場実習と人々の多様性を受け入れる授業で、専門性の高い知識と技術を身につけます。一生の仕事としてやりがいを持ち、自分らしく働くことができる歯科衛生士をめざしています。

Teacher's Voice

歯科衛生のスペシャリストとして
チーム医療に貢献できる存在に!

私の担当する「歯科予防処置」は、患者さんの口腔内清掃によって、う蝕や歯周病を予防し、口腔の健康を保持するための授業です。患者さんに直接施術(スケーリング)を行うだけに、その人の気持ちを考えて、自ら行動するよう指導しています。また歯科衛生士は、患者さんの口腔だけでなく身体全体を守ることで、生活や人生に関わらせていただく職業です。とてもやりがいのある仕事であることを理解した上で、卒業後は、他分野の医療専門家と連携しながら活躍してほしいです。

歯科衛生学科教員
志茂加代子先生

Student's Voice

多職種と連携し、患者さんに寄り添える
歯科衛生士をめざして。

歯科衛生士として必要な知識や技術はもちろん、他学科を通じて多職種と連携する力を養えることに魅力を感じ、朝日医療大学校を選びました。医療の現場では、歯科医師だけでなく、看護師や理学療法士、言語聴覚士などさまざまな専門職とのチームワークが求められます。授業や実習を通して、チーム医療の一員としての役割を学んでいます。特に手話を学ぶことで、言葉だけでなく手話や筆談を通じた患者さんへの寄り添い方を身につけました。歯科医療の現場でも、コミュニケーションの工夫が患者さんの安心につながることを実感しました。患者さんやスタッフとの関わりを通して、コミュニケーションの重要性を感じ、仲間と支え合いながら、日々成長を感じています。卒業後は、多くの人と関わりながら、人の役に立てる歯科衛生士になることが目標です。資格を取ることがゴールではなく、多くの人に寄り添い、信頼される歯科衛生士をめざして努力を続けていきます。

歯科衛生学科 2年生
岡山県立倉敷商業高等学校出身
三宅凜さん